12か月の言葉の発達:「言葉貯金」言葉と概念の繋げる方法
言葉を話すことが早い遅いより重要なことがある
1歳児~のお子様のご相談でのご質問が多いもの
No.1が卒乳、離乳食について
No.2が身体の発達について
No.3が言葉について(2歳児)
今日はナンバースリーの・・・12か月のお子様からできる言葉の発達についてお話いたします。
この時期は何度も言いますが・・・本当に個人差が激しいのであまり神経質にならないでほしい。
2歳過ぎに言葉ができるということはよくあること。
中島流言葉の発達チェックポイント!!
1)良く笑いますか?
2)身体を動かしていますか?
3)言葉の理解はできていますか?
言葉を話す話さないよりも、理解できているかどうかのほうが大切!!
例えば・・・この時期のお子様はどれだけの言葉を理解していると思いますか?
一番多い回答は10くらい・・・?
最近で多いのは70くらい?
あなたはいかがでしょうか?
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正解は100語以上だと言われています。
それなのに、話せる言葉はほんの少し。
そりゃあ、グズグズしたり怒ったりするわけですよ。。。
そんな中でも10個しかわからないと思っているお母さまと70語以上わかっていると思っているお母さまとは子どもの発する音を聞こうとする心構えが違ってくると思います。
ちゃんと聞こうとしていたり、伝えようとしていると話しかけ方が変わります。
例えば
「ごはんにしようね~」とさらりと流れ作業のように話すのか。
お顔をちゃんと見て「ご飯にしようね!!」と話すのかは伝わり方が違います。
毎日の話し方に促しポイントが隠されている!!
そして、言葉の発達を促していきたいとお考えなのでしたら・・・
一つの動作に3回はかならず伝える!!
1回目:事前に伝える「ごはんにするよ」
2回目:動作中に伝える「ごはんおいしいね」
3回目:完了時に伝える「ごはんおいしかったね」
こんな風に毎日、丁寧に話しかけられた子どもたちは言葉に理解は早いです。
早く話すがどうかは個人差があるので、残念ながら私にはわかりませんが・・・
2歳までに多くの言葉と概念を身に付けていくことができます。
言葉だけではないですが・・・
こうやっていろいろなことを年単位で積み重ねていくこと。
いくつかが組み合わさった時に、言葉を伝ってコミュニケーションが取れるのはないかと思っています。
良く笑いますか?
表情が豊かであること。
これが顔や口周りの動きを良くしていきます。
これからの動きは脳へ伝わり、より一層活発に脳や身体が動き始めます。
そして、笑うということは・・・・呼吸が乱れる!!
これがポイント。
話すときにはとっても多くの筋肉や舌を使います。
・・・と言うことは、それに必要な動きができるようになること。
それは・・・笑う!!です。
私たちも笑いすぎるとお腹が痛くなるでしょう。
大きな声ができるでしょう。
そんな発声に繋がる練習の一つが笑う!!なのです。
これなら、今すぐできるでしょう!!
こしょこしょ遊びにゴー!!ですね。
身体を動かすことは言葉にもつながるの?
意外と見逃しがちなのは・・・
身体を使った体操!!
発語に必要な胸から上の働きを良くします!!
胸を広げたり、縮めたり・・・
一瞬で身体に力を入れてみたり、緩めてみたり・・・
身体の機能を上げることも、発語には必要な要素です。
公園にいったらね。
鉄棒にぶら下がってみてね。
今日は毎日、言葉を貯金する方法をお伝えしましたが・・・
次は具体的にどうしたらいいのか・・・
どんな取り組みがご家庭でできるのか・・・そんなことをお伝えしたいと思います。