指先能力が大事っていうけど…巧緻性はなぜ必要??
「子どもに〇〇させたいけれどうまくいかない。」
そんなお悩みを今日もいただき、考える毎日を過ごしている中島です。
みなさん、巧緻性という言葉をご存知ですか?
巧緻性とは、指先の器用さとか、巧みに指先を使うことができるということです。
幼児期に指先能力を伸ばすことが注目されていますが、
なぜ必要なのかをお話していこうと思います。
では、先ほどのお悩みに戻りますね。
よく子どもに何かさせたいと思うことがよくない・・・
親のできない事を子どもにさせるな・・・なんて林先生も言っていたけど・・・笑
私はどちらかというと真逆な意見。
だって、多くの親が「私が○○できないから、できるようにさせたい。」なんて思いは多かれ少なかれもっているはずだから・・・
そして、その気持ちととっても戦っているはずだから・・・・
そんな親としての気持ちはよくわかる。
これが、悪い!!なんて否定するつもりはこれっぽちもない。
だって、私は子どもが生まれた時に感じたの。
「私たちよりも少し、ほんの少し、人として良くなることを毎世代続けていたら・・・
世の中、ドンドン良くなるのではないか・・・」と。
コミュニケーション能力でも、なにか違った能力でもいい。
何かしら、私たち両親の価値観、概念を越えて
新しい何かを手にしたら、また知らない世界が体験できる。
素敵な世界を見ることができるのではないか・・・と。
私の価値観だけの子育てなんて、もったいない!!
親の価値観の中で育てては子どもの能力を伸ばせない!!
「〇〇させたければ、その子に特性を見て働きかけ方を変えたら大抵のお子さんは響く!!」
私のママ友から「いつかこの子は気づいてやるかしら???」なんて話を聞いていました。
子どもはとても賢いお子様です。
それでも、勉強する意味が分からずに・・・
これ、あるあるですよね。
「何のために勉強するの?」
この明確な答えを出すことは難しいことも知っています。
でもね。私の考えとしては・・・
学ぶ過程や習得する過程は人それぞれで・・・
でも、自分にあったやり方を自分で見つけて知ることは、この先きっと役に立つ。
うまくいかない。できない。だけで嫌いになって過ごすのか・・・
それとも自分なりのやり方を見つけるのか。
そして、学ぶ姿勢はきっとそれ以上に大きな収穫があること。
自分で学ぼうとすると、見えているものが変わります。
今まで、気にも留めなかったことに目が行くようになり
日々の生活で様々な発見があると思う。
そんな毎日を過ごすこと。
きっと自分で「やりたいこと」を見つけられる子どもになる。
「できること」の中から選ぶのではなく、
自分の「やりたい」を見つけてイキイキ過ごしていける可能性が増えていく。
自分の人生は自分で手に入れる子どもの育つのではないかと思うのです。
それが社会的に地位があるとか、学歴があるとか・・・そんなことではなくて、
自分にとって価値があるのか・・・。
その方がきっと大事なはず。。。
なかなか取り組まない子はその後どうなる??
もちろん、無理やりさせることには意味がない。
でも子ども自身がやる気になるまで・・・待っていて、その日が来ることもあれば
来ないこともある・・・。
まるで宝くじの様・・・笑
子育てを宝くじのように願いをかけて待っていますか???笑
あるママは「保育園に行ったら・・・」「小学生になったら・・・」「中学生になったら・・・」
最後はなんと・・・「社会人になるまでに・・・」に期間延長!!
本当にその日が来るのを気長に待つ・・・☆彡
もちろん子どもが気づくことが一番ですが、その子の特性を見抜き気づかせる機会を作る。
ここが私の教室で大事にしていること。
もっと簡単にいうと、子どもに合わせて大人が下りてきて欲しい。
そんなことをいつも伝えています。
幼児期の巧緻性ってどう育てるの???
今日もそんなお話をしました。
うちの教室に足を運んでくださる方は巧緻性・・・ここを大事にしているお母さまが多い。
でも・・・
もともと指先が器用な子とそうでない子がいます。
それでも、小学校受験などによくある巧緻性を伸ばすワークをする。
すると・・・子どもは得意じゃないと感じてしまい、中には「嫌い」になってしまいます。
巧緻性を伸ばしたいなら・・・脳の仕組みを良く知ること。
そして、指先にアプローチを掛けない事。
ここが大事です。
じゃあどこに???
これは明日にお伝えしようと思います。
多くの子どもを見てきて感じるのですが・・・
勘の良い子、頭のきれる子、思考力のある子の共通点があるのです!!