子どもの最強の武器を家庭で磨く
子どもの武器【自信】は家庭で伸ばす
人はどうして頑張るのだろう。
誰かに言われたから?
好きだから???
自信があるから??
それとも自信がないから??
人は様々な理由で行動を起こしていることは想像ができる。
でも・・・私たち親として、子育て事業に関わるものとして言えることは
「好きなこと」も「自信がないこと」も「心配性なこと」も「チャレンジ精神が旺盛なこと」も
すべてのことがその人自身の自信に繋がる関わり方をしていかなければいけない。
どんなあなたであれ、ここにいるだけで素晴らしい価値があるということ。
それは誰に受け入れ、認めてほしいか。
きっとあなたはそれを知っているはず・・・
じゃあ・・・あなたは自信があるの??
始めに私がよく受ける質問から・・・
どうしてこの仕事を始めたの??
これよく質問をいただくのだけれど
単純に現場で見て感じたことが
きっかけになっている。
自分で何かをしようとしない子ども
いつも指示待ちをしている子ども
おやつの袋が開けられなくて、ただじっとしている子ども
はさみや道具などがうまく使えなくて、困っている子ども
この子たちは、これからどうやって自分の気持ちを表現していくのだろう。
どうやって自分の思いを叶えていくのだろう。
この瞬間、心から楽しいと感じているのだろうか???
そんなことを考えながら関わってきた。
たぶん私もドンドン表現していくほうではないから、
余計に気になったのかもしれない。
目に見えるように出さないかもしれないけれど、
想いは持っている。
大事にしているものがある。
自分の好きな事に携わり、
みんなの幸せを感じとれる場所で働きたかった。
その想いだけはずっと持ち続けてきた。
でも私は自分で選ぶことに自信がなかった。
でも、本当は違うんだよな~。
自分基準で選ぶ練習をしてこなかった。
それが自信のなさの理由なのかもしれない。
人に選んでもらうと
責任を取ることもなく楽なんだよな~。
だって人のせいにすればいいだもん♪
もともと人に意見を言うのが得意ではないと感じていたから、
そうしている方が楽だったんだよね。
でも・・・その自信のなさも私の武器であることは気づいていたのです。
だから、人より余分に行動する。
だからこそ何パターンも準備していく。
あれこれ、試行錯誤する。
これが私の自信に繋がっている。
だからこそ、子どもたちが向き合っている問題への想いが本当によく感じることができているんだと思う今です。
私は器用ではないけど実はできない子なの?
小さな時から食事が遅く
いつもいつも園で母の迎えがくるまで
食べていた・・・食べさせられていた記憶がある。
小学校でもいつも一番最後
何するにもおっとりしていて時間がかかった。
確かに人より時間がかかる。
でも、そんなことは関係なく好きなことは好きなのです。
人と比べてどうという話ではないです。
食べることは今でもあまり興味はないけれど
料理をすることは好き。
走るのは遅いけれど、運動することが大好き。
人の能力って
「できる」「できない」だけで
評価しているのは大抵周りの大人。
周りの子より優れていると
「この子はよくできる」と
安心するのも大人。
あなたはどう?
キミの力はそんなもんじゃないよ
現場で見た子どもたち
・着替えができない
・おむつが取れない
・ハサミが使えない
・箸が使えない
・折り紙が折れない
・おやつの袋が開けられない
・自分で洋服を整えられない
こんな状況の時の
子どもの違いに目がいった。
そして、観察研究をする。
活き活きしている子と
そうではない子
そこにある一つの違い!!
それはどんなことでも
できるできないに関わらず
「やってみたい~」
「おもしろそ~」
と思えるかどうか!!
子どもってそれだけで目がキラキラして
イキイキとしてくる。
人の基準で左右されるなって勿体ない
別にどんな結果でもいいじゃない。
そんな人の評価なんて
これから生きていくのにそんなに
必要ないよ!!
別に実際やってみたら、
面白くなかったとかでもいいんじゃない?
ただ、目の前のことに
どう向かうか。
それはただ一つ!!
「やると決める事」
それだけなんです。
これを決められないお子さんが
どうしているかというと・・・
不安そうな表情でいたり
ただじっとしているだけだったり
気づかれないようにやり過ごしたり
「難しそう~」でも
「やっぱりできない~」でも
「助けて~」でもいいんです。
私みたいに選ばない!!でも笑
自分で一歩を踏み出して
自分の表現の仕方でいいから
意思表示をすること。
すべては「決める!!」にかかっている。
やらないと決めるのも勇気
自分のことが決められる子は
自分への価値がどれだけ高いのか・・・
そして、周りをよく見て
人にやさしい!!
だって、できる事もできない事も
体験しているし、
様々な経験をしている子には
様々な人の気持ちが分かるのです。
そして
やらない!!と決めても
選ばない!!って決めても
何を決めても正解はない
そんな関わり方を学ぶことができるきっかけに
私も関わっていけたらいいな~と思っています。
同時にそんなお母さんたちも
増えていったら
きっと世界が変わる!!
様々な職業、ライフスタイル
選択の自由
自分を大事に「決める」ことのできる
子どもたちが増えたら
きっと人に優しい社会になる。
人の言動に一喜一憂せずに
伸び伸び過ごせる世界が広がる!!
目の前の子どもたちの最強の武器を
磨いていきたい!!