12か月のお子様の運動発達
早いとか遅いとかでなく、どれだけ関わって遊んだかのほうが大事
早いお友達は歩き始めています。
まだまだハイハイのお子様のいらっしゃいますが、個人差があります。
早いから良いとか遅いとダメだとか・・・そんな事はないので極度に心配されませんように・・・。
運動発達の二つのポイント
ただ・・・早いから、遅いからという理由は関係なく、そのままお子様の成長を持っているよりも親子での楽しい遊びから更に発達を促していくことはできます。
発達を促すとどういいか・・・
子どもたちが身体を動かすことは、大きく分けて2つ。
〇感覚的な動きを身に付けること
〇運動機能を高めること
この一つ目を3歳くらいまでにしっかりと身に付けてほしいと思っています。
感覚的な動きとは・・・
ボールを前に投げるには、どう身体を使い、手を動かしていくのか理屈ではなく感覚として身に付けること。
ボールを目の前にカゴに入れるには、手首をどう使い、どのくらいの強さでボールの孤を描いていくといいのか・・・
たくさん身体を使って身に付けてほしいと思っています。
経験することでしか身に付かない。
こんな学びは乳幼児の運動発達には特に必要です。
身体の発達にはもちろんですが・・・親子で行うことでママ大好きを更に増やします。
ママとなら、「できそう」なんて思う気持ちが育ちます。
ちょっと無理そうでも「頑張ってみよう」そんな気持ちも育ちます。
なぜ、私が運動に着目するようになったか
実は私のコンプレックスから・・・笑
幼児教室でも相談で、お母さまに私がよく言う言葉。
「あなたとお子様は違います。そしてまだ何も起こっていない。」
あ~耳が痛い💦
でもね、だからこそ、お母さまがご心配される気持ちも理解できると思っています。
私も通った道だから・・・。
運動が大好きなんですが足が遅い、瞬発力がない、そして何よりも度胸がない笑
私が中学の時にはその時に校長の方針で3年間クラス替えなし。
出席番号も変わらず、いつも同じこと体力測定。
50メートル走が若干トラウマ笑
私よりも身体が2倍ほどあるお友達にどれだけ頑張っても一度も勝つことができなかった。
単純に足腰にかかる負担も大きいはずなのに・・・なぜなのーーーー
お友だちが早かったということもあるが、私も相当遅かったのです。
だから、子どもたちには運動が中レベルでできていてほしい。
そんなバカ親の淡い願いから始まった運動発達への想い。
器用な身体と器用な脳はお母さんとの楽しい遊びから・・・
するとね・・・
運動って本当にすごいのよ。
幼児期の運動って、脳と密接に連動している。
運動することで小脳はもちろん、前頭前野に近い運動野を刺激することでおのずと前頭前野の発達が促されるという・・・。
社会性、協調性、未来志向的行動、集中力、やる気、好奇心など育てることができると言われている。
そして、脳の瞬発力。いわゆる頭の切れる子。回転のいい子ともいうらしい。
そんな動きを運動から身に付けてほしいと思います。
それにはたくさんハイハイをさせる=ハイハイ競争
歩けるようになってからも是非続けてほしい。
12か月のお子様にはこれ!!がおススメ
手を繋ぎ、「小さくなって~」の合図で屈む。
「大きくなって~」で伸びる。
屈伸も身体がしっかりしてきたこのころからスタートしてみてね。
≪ポイント≫
やらせるではありません。
見せるのです!!そして、目で見た動作を自分で再現してみようする。
見たことと実際にできることとは違うことが多いです。
ちょっとでもやろうとしていたら、もう💮花丸です。
めちゃくちゃ誉めてあげてくださいね。
繰り返しているうちにいつかできるようになりますから・・・
目で見た映像⇒身体を動かそうと指令を送る⇒どの部分を使うのか実際に試してみる
こんな繰り返しが、器用な身体と脳を作り出していきます。
この子は不器用だから・・・とか、動きが鈍いから・・・とかで片づけないでくださいね。
出来の良い悪いだけではないのです。
どれだけ、身体と脳を繋ぐ経験をしたか。
その数が・・・子どもたちの器用さを育てていくことができるのです。
「頭ではわかっているのよ・・・」
「イメージはできているのだけれど、うまくいかなくて・・・」
そんな大人の言い訳・・・私もあるあるです。
でも諦めないで。
3歳までに繰り返し取り組むことで、子どもの身体の瞬発力は判断力にも繋がります。
たっくさんお母さんと遊ぶこと
ただそれだけで・・・子どもの身体は育ちます。
この時期のおススメ
「屈伸遊び」
是非、やってみてくださいね。