幼児教育歴24年教室開業14年から見た運動と学力の関係
筆圧の弱い子や点描写・読み書きなど幼児期の学習の基礎が苦手な子
3歳までの入園準備クラスから10歳までの教室に展開を始めたとき。
筆圧の弱い子、文字への興味関心、折り紙、点描写
苦手な子たちに「走ったり、鉄棒したり・・・どうですか?」なんてリサーチをするようになりました。
すると決まって「得意じゃありません。」
上記の子たちの特長はまず筆圧が弱いこと。指先が弱いこと。
これは運動と関係があるのではないかと観察を続けたのです。
筆圧の弱い子に折り紙を折ること
塗り絵をすることなどススメてみましたが、やはり思うようにできずに楽しいと思えるまでに
随分と時間が必要となります。
この方法って・・・苦手を克服する。
これでは、学習が楽しいと思えなのではないのか。
もっとより良く子どもたちが学習を楽しめる方法を探します。
筆圧が弱い子の幼児期はどうだったのか???
写真のように指先が丸まったまま・・・ただなんとなく取り組みをするのか。
成長によって着目する視点を変えていくことが大事
0~3歳までの脳の仕組みからレッスンの組み立てまで考えた時に運動は必ず取り入れていました。
当時は脳へのより良い刺激のために・・・
が、調べていくと3歳までに運動の差がでていることに気が付きました。
まだ目に見えない幼児期、ただ何となく取り組んでいませんか?
当時の声を思い出してみました。
すると・・・こんな言葉を話されていました。
「なかなかうまくできなくて・・・」
「ついうっかり後回しにしてしまって・・・」
「レッスンまえに思い出して慌てて取り組みをするくらいです。」
まだこちらはお母さんが主語。
これはやる気になればすぐに取り組みを始められる。
でも・・・
「嫌がるんです。」
「なかなかやろうとしないのです。」
これらは子どもを主語にして、お母さんはどうにもならない。という状況を説明されること。
ここをどう捉えるのか。
これは家庭で教育をしたいというお母さんの基本の考え方となります。
子どもがやりたくなるように見せること。
ここは私の得意とすることなので、いつでも個別相談や育児コーチングをお受けになってほしいと思っています。
きっかけは私の足の遅さからだった・・・
私は足が本当に遅かった。
地元の小中学校に通っていて私は、いつも体力測定は名簿順でいつも同じ子と二人での測定でした。
身体の大きさで比較するのは今となっては間違っているだろうが・・・
私の2倍ほどある子といつも並んで走っていた。
そして・・・一度も勝てたことがなかった。
ずーーーーとなんでだろう。
私のセルフイメージはできていた。できていたはずなのに、勝つことはできなかった。
足の遅い両親から生まれた私は遺伝かな~なんて言い聞かせていた部分も。
ん?遺伝?
そのまま運動からはずっと遠ざかっていたのだが、子どもが生まれてからまた運動に着目することになる。
男の子が生まれたことで、ただ単純に足の速い子はかっこいいなー♫なんて笑
そこで遺伝説を覆す文献をいくつか読み、取り組みを始めることにしました。
はじめは、足の速いかっこいい男のコに・・・と思ったことは始まりでした。
実際、運動について取り組みを始めると・・・粗大運動と微細運動の関係に・・・
粗大運動と微細運動の関係に気がついたのです。
粗大運動とは・・・肢体と四肢の大きな筋肉の協応(ハイハイ、掴まり立ち、歩く、走る、ボールをキャッチする、ボールを蹴るなどするときに身体を支えていくこと)
空間の中でバランス感覚や平衡感覚を保つために大切な部分
微細運動とは・・・腕と手を使った運動(手を伸ばす、握る、離す、掴む、摘まむなど手先を使った活動)
指先の細かな活動になります。
となると指先の活動だけに注目することよりも運動をしっかりと伸ばしていくと
ここがどれだけ大切か。
今ではネット上にもたくさん情報が載っています。
が、10年ほど前まではほとんど情報としてありませんでした。
体育を主体とする教室はいくつかあります。
が・・・運動から指先へ繋げ、学習意欲を育てる。ここにどれだけの着目できるか。
「勉強を教えることなく、子どもたちが学習を楽しめる」
そんな子育てを応援していきたいと思っています。
実際に指先能力が伸びてきたら・・・こんなことが起こり始めた!!
実際に指先で行うことが伸びてきたら、他のことがグングン伸びてきたのです。
◎平仮名に興味を持ち始めた
◎平仮名が書けるようになった
◎計算に興味を持ち始めた
◎計算ができるようになった
○○ができるようになった・・・なんてことはほんの一部分のこと♫
なんと・・・
言葉の理解度が深まった。
コミュニケーションがスムーズになった。
話が伝わるようになったーーー
これが一番の収穫です。
ここからが生活に変化がでるのです。
だって、話が分かるようになるから会話がスムーズになるから
お母さんも子どももストレスが減り毎日が充実してくるのです。
すると・・・問題もスルスルと理解し意欲をもって取り組み始めるのです。
勉強なんて・・・本当はどうでもいい訳
結局のところ、私は本当は勉強なんて・・・と思う。
その子の学習という一部を切り取って評価していること。
人ひとりの良さはそんな簡単なことではない。
その子がどう生きていくのか。自分の欲しい人生にどう向かっていくのか。
その望む人生をどう描くのか。
その方がとっても大切。
ただ・・・その過程に勉強がある
今、目の前の課題にどう立ち向かうのか。
その課題に向かって、どう考え計画を立てていくのか。
テストの結果ではなく、その過程を大事にできる教育をしていきたい。
子どもがどう自分の人生をクリエイトしていくのか
その一つに手段として勉強を捉えていく
だとしたら、子どもたちの今の仕事の一つとして学習を活用していくのです。
勉強を教えることなく、基礎作りをしていきたい。
そんな考えをお持ちの方は3歳までの伸ばす運動能力はもってこいのプログラムです。
取り組まれた方のご感想
◎実際に、取り組みを始めると簡単ですぐにできました。「もっとー」「やってー」と連続10回は当たり前。
子どもが喜んでくれると取り組んでいるこちらもとても嬉しい気持ちです。(Hさん、1歳6か月)
◎下の子どものために始めたプログラムでしたが、実際には上の子が喜んで取り組みを始めました。
「もう大きなあなたには簡単でしょー」と思っていましたが、やってみてびっくり。
意外とできていなかったことに気が付きました。プログラム自体は3歳までですが、6歳の子どもにも十分取り組めるないようとなっています。二人ともに使える。始めてよかったなーと思っています。(Mさん、1歳8か月、6歳)
◎仕事をしていて時間がないので、できるかな~と心配していましたが、すべて短いプログラムなので隙間時間にできます。少しづつ、自分のペースで取り組みができるので忙しい私も助かっています。(Iさん、2歳1か月)
◎動きがあるプログラムなので、どうやったらいいのかわからない時がありますが、そんな時は質問できたり実際に子どもを見てもらうことができるので、修正ができ安心です。(Sさん、1歳6か月)
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